こんにちは、シンです。
今回は、これから中古ドメインを選定しようと考えてる人が、
なるべく外れドメインを取得してしまわないように、
これまで中古ドメインを500個以上取得してきた僕が、
実際に気をつけてる『避けるべき7つのポイント』をご紹介します。
また、日本語のjp以外でもOKなのか?というのも合わせてお話します!
中古ドメイン選定で避けるべきポイント7選!
中古ドメイン選定の際に、
チェックすべきことは沢山あるのですが、
その中でも今回は絶対に知っておいたほうがいい、
『避けるべき中古ドメインのポイントを7つ』紹介します。
もし、これから話す7つの項目に
1つでも当てはまってる場合は、
取得するのはやめておいたほうがいいでしょう。
ポイント①:リダイレクトのあるドメイン!
避けるべき中古ドメインで1番代表的なのが、
301や302リダイレクトのあるドメインです。
リダイレクトを簡単に説明すると、
まず301リダイレクトとは、
新たなドメインへの乗り換えをする時に行うもので、
例えるなら、
新居に引っ越すために、現住居にある荷物を
全て新居に移す作業だと思って下さい。
なので、引っ越し後の新居は当然空っぽとなりますし、
今後も新居にずっと住み続けることになります。
次に302リダイレクトとは、
サイトをリニューアルする時などに使うもので、
現住居をリフォームするために、一時的な仮住まいに
引っ越しする時に行うものだと考えて下さい。
301と302共に荷物を移す作業に違いはありませんが、
302の場合は、現住居のリフォームが終われば、
荷物は現住居に戻ります。
『荷物=ドメインパワー』と考えるとわかりやすいです。
301の場合は、完全なる引っ越しなので、
荷物(ドメインパワー)の所有権は新居(新ドメイン)に移ります。
でも302の場合は、仮住まい(仮ドメイン)に
一時的に荷物(パワー)を移してるだけなので、
最終的にはリフォームした現住居(現ドメイン)に
荷物(パワー)は戻ってきます。
ただ302であっても、
リフォームが終わったのに、ずっと仮住まいに住んでると
そちらが新居と認識され、荷物(パワー)が
戻らなくなってしまう仕様になっていますので、
『302でもずっとリダイレクト先のサイトを表示させてると、
そちらにパワーが引き継がれる!』と言うのを覚えておいて下さい。
なので、
- 301があれば完全にドメインパワーを失ってる。
- 302は状況によっては完全にドメインパワーを失ってる。
と言うことなので、
リダイレクトがある中古ドメインは、
基本的に避けておくのがセオリーです。
ポイント②:site:で検索して何も出ないドメイン!
これは意外にチェックしてる人が少ないですが、
ドメインを『site:URL名』で検索することも欠かせません。
検索エンジン上で『site:URL名』で検索して、
もし以下のように検索結果に何も表示されない場合は
避けておくのが賢明です。
なぜかと言うと、
- ペナルティを受けてる可能性がある・・
- 記事を入れてもインデックスが遅い・・
といった可能性があるからです。
もちろん、意図的に全オーナーが
インデックスを全て削除してる場合もありますが、
そういったドメインは大抵アフィリサイトが多いです、
実際に僕の経験上、こういったドメインに記事を入れても
インデックスはされても順位がつかない場合も多いので、
今は『site:URL名』で検索して個別ページが出てくる
ドメインのみ取得するようにしています。
ポイント③:質の悪いドメイン!
ドメインの質の良し悪しを
見極めるのも重要なポイントです。
基本的にドメインの評価は、
- どのように運用していたか?といった運営履歴
- どういったサイトだったか?といった運用ジャンル
で大体決まってきます。
なので、内容の薄い価値の低いコンテンツばかりで
構成されてるサイトは、質の悪いドメインであることが多いです。
例えば、ペラサイト、ECサイトなどは
それに該当することが多いので覚えておいて下さい。
ポイント④:スパムスコアの数値が高いドメイン!
ドメインの危険度を数値化してくれてる
スパムスコアも必ず見るようにしましょう。
このスパムスコアが高くなる要因はいくつかありますが、
- 自作自演の被リンクをつけている
- nofollowばかりのリンクを受けている
- 被リンク元のコンテンツの内容が乏しい
- 不自然なほどの外部リンクが集まっている
- コンテンツ内に多くのアンカーテキストがある
- 連絡先の情報がなくコンタクトが取れない
- 内部リンクが少ない
といったサイトはスパムスコアが高い傾向にあります。
要は、普通に運営してたら
起きないような状況になってるサイトは
『怪しい・・・』と認識されスパムスコアが高くなります。
また、中国語、アラビア語、ロシア語といっか外国のサイトや
アダルト系のサイトはブラックハットでのSEO運営が多く
スパムスコアが高い傾向にあるので、
取得は避けるようにしましょう。
ポイント⑤:被リンクの数が少ないドメイン!
中古ドメインを取る1番の理由として、
『最初から被リンクがついてる状態で始めれるから』
と言っても過言ではありません。
実際にGoogleも、検索エンジンの順位は、
『コンテンツと被リンクの質で決まる』
と言っています。
なので、被リンクがない中古ドメインは
取る意味がないですし、取る価値がないと思っていいです。
最低でも、10個以上はないと話にならないです、
もちろん、数だけでなく被リンクの質も重要です。
例えば、
ドメインスコア1からの被リンク100個よりも、
ドメインスコア90からの被リンク1個のほうが
その中古ドメインの評価は高いと思っていいです。
つまり”被リンクの数と質のバランス”を重視して下さい。
あと注意して欲しいのですが、
被リンク数を正確に見るためには、
エイチレフスの参照ドメイン数を参考にしましょう。
被リンク数は、
1ドメインから100個の被リンクが送られてた場合
被リンクのカウントは100にはなるのですが、
どれだけ1ドメインから多くの被リンクを貰っても
被リンク1以上の評価は得られません。
なので、1ドメインから100個の被リンクよりも、
3ドメインから3個の被リンクのほうが評価は高いです。
つまり、被リンク数で重要なのは、
どれだけのサイトから被リンクを受けてるかです。
なので、被リンク数よりも参照ドメイン数を
参考にして行くといいでしょう。
ポイント⑥:2010年以前のドメイン!
ドメインを選定する際に、ほとんど見かけませんが、
運営期間が2010年より前の中古ドメインも避けましょう。
なぜかと言うと、2010年以前は
検索エンジンといえばyahoo!Japanと言った時代で、
独自検索YSTを採用していました。
ですが、2010年以降は
Googleが検索エンジン一強になってきた時代で、
yahoo!JapanもGoogleの検索エンジンを本格採用しました。
つまり、2010年以前は検索エンジンの仕組みが違うので、
その当時に運営していて強かったサイトであっても、
そもそも今とはSEOの仕組みが全く違うので、
当然使い物になりません。
なので、今のGoogleのSEOを意識して
作られているドメインを取得して下さい。
ポイント⑦:ドメインパワーが低いドメイン!
最後になりますが、
そもそもドメインパワーが低いドメインは
取得しないほうがいいです。
こちらも基本的なことですが、
ドメインパワーが弱いとインデックスはされても
上位表示するのは難しいですし、もはや
新規ドメインを取得するのと変わりないです。
ドメインパワーは、高ければ高いほどいいと言うことではありませんが、
ドメインを育てる時間を短縮できるのが中古ドメインのメリットなので、
エイチレフスで見た時にURとDR共に10以上は欲しいところです。
日本語サイトやjpドメイン以外でも大丈夫?
結論から言うと、日本語サイトやJPドメイン以外でも
もちろん問題はないので、取得しても大丈夫です。
実際に僕もこれまでJPドメイン以外に
com,org,netなども取得してきましたが、
TLDに限らず評価の高いドメインであれば使えてます。
また、外国語運営のドメインでも、
質の良いものであれば上位表示は可能なので、
初心者の人は幅広く取得してみると良いでしょう。
ただエキスパイアードドメインから取得する場合、
ほとんどが外国語のサイトなので、翻訳をしないと
どう言った内容だったのか?と言うのが、
分かりにくいのが難点ではあります。
なので、僕がオススメするのは、
”JPドメインの日本語サイト”になります。
やっぱり、どう言ったサイトだったか?
と言うのが分かりやすいので、
ドメインの良し悪しを判断しやすいです。
また、日本の検索エンジン上では
1番JPドメインが評価されるので、
インデックスも早く上位表示もしやすいです。
なので中古ドメイン中級者や上級者は、
あえてJPドメインだけに絞って
取得するのもありだと思います。
参照→英語や海外の中古ドメインでも使える?中国語やロシア語は危険?(記事作成中)
まとめ
以上、中古ドメイン選定の際に、
避けるべきポイント7選を紹介していきましたが
いかがでしたでしょうか!?
中古ドメイン初心者の人が
必ず避けておくべきポイントを話したので、
この内容を頭に刷り込んで選定していって下さい。
そうすれば、外れドメインを引く可能性は下がりますし、
費用も最小限に抑えることができるはずです。
もしポイント7選の内容の中で
分からないことがあれば
お気軽にお問い合わせ下さい。