こんにちは、シンです。
これから中古ドメインを取得したい!
と考えてる人が気になる点として、
- 購入するのに、どれぐらいの値段するんだろう?
- 販売されてる中古ドメインって平均的にいくらで買えるんだろう?
- 無料で取得する方法はないのか?
といった金額面だと思います。
なので、今回の記事では、
中古ドメインの値段や価格相場、
無料取得の方法や更新料について、
初心者でも分かりやすく紹介していきます。
中古ドメインの値段や価格相場は?
きっと、中古ドメイン初心者の方は、
『中古ドメインって高そう・・・』
といったイメージを持ってる人が多いと思います。
でも、安心して下さい。
結論を言ってしまうと、中古ドメインは
新規ドメインと変わらない値段で購入することが可能です。
新規ドメインでブログを立ち上げてる人は、
毎回好きなドメイン名を探して
1000円前後で購入されてると思いますが、
中古ドメインもトップレベルドメイン(TLD)の種類(jp,com,org,netなど)
によって値段は違ってきますが、価格相場は同じです。
また、お名前.comやムームドメインなど、
ドメイン販売元によっても値段は変わってきます。
ただしこれは、
自力で中古ドメインを選定して取得する場合のみで、
中古ドメイン業者やオークションで購入する場合は
ドメインの質や価値で値段が決まっています。
つまり、
- どのように取得するか?
- どこで取得するか?
で値段は全然違ってくると言う事です。
また中古ドメインは、失効したドメインを取得するため
好きなドメイン名は付けられませんので、
頭に入れておきましょう。
では次に、
”自分で取得する場合”と”オークションで取得する場合”
のそれぞれ平均価格を、ご紹介していきます。
自分で取得する場合の平均価格は?
自分で取得する場合の最大のメリットは、
なんと言っても安く購入できるという事です。
ただ注意点として、
自身で『質の高い中古ドメイン』を見極める必要があります。
なので初心者の人は、
『難しそうだな・・・』とハードルが高いと感じるため、
この時点で自力での中古ドメイン取得を諦める人が多いです。
ですが、実はそれほど難しくはなく
正しい知識を身に付ければ、
外れドメインを引くことはほとんどありません。
ちなみに、自力で取得する場合は、
新規ドメインと同じくドメイン販売サイトの
『お名前.com』や『ムームドメイン』
から購入するのが一般的です。
これまで500個近くの中古ドメインを
取得してきた僕がオススメする販売元は、
断トツで『お名前.com』となります。
理由は単純に、一番安く購入できるからです。
双方の価格相場は、以下のようになってます。
(※2021年10月時点の値段ですので時期によって若干の変動はあります)
価格 | お名前.com | ムームドメイン |
.com | 1円 | 979 円 |
.net | 1円 | 1,210 円 |
.jp | 330円 | 2,035 円 |
.org | 860円 | 1,232 円 |
.info | 280円 | 316 円 |
以上、代表的なTLDの値段を記載ました。
一目瞭然ですが、『なんでこんなにも値段が違うんだw』
というぐらい双方には価格差があります。
さすが最大手のお名前.com、
.comや.netが1円とは安いですよね。
なので、ドメインを取得するのなら、
断トツでお名前.comから購入するのがお得だと言えます。
ただし、この値段はキャンペーン価格で
いつまで実施してるかは不明ですので、
随時チェックして下さい。
もっと詳しく価格を知りたい方は、それぞれの公式サイトをご覧下さい。
中古ドメイン業者やオークションで取得する場合の平均価格は?
個人的には、中古ドメイン業者やオークションで
中古ドメインを購入することはオススメしていません。
初心者は特にです。
なぜなら、先ほども言った通り、
『値段が高すぎる・・・』これに尽きます。
ちなみに、中古ドメイン業者で有名なのは、
- 中古ドメイン販売屋さん
- アクセス中古ドメイン
- ウルトラドメイン
などで、価格は下は数千円〜上は数十万までとピンキリです。
ただ、自力で中古ドメインを選定しなくても
中古ドメインの評価を業者側が調べて
ある程度はサイトに記載してくれているので、
知識がなくても購入しやすいのが特徴です。
だからと言って、中古ドメイン業者や
オークションで購入したドメインが
『必ず使えるか?』と言うのは別の話で、
100%効果があるとは言えません。
そして次にオークションに関してですが、
こちらはバックオーダーサービス業をしてる
- GMO(お名前.com、バリュードメイン)
- GoDaddy
- ムームドメイン
などが有名ですね。
ちなみに『バックオーダーって何?』
と言う人もいるかと思うので簡単に説明すると、
”執行予定のドメインを事前予約”することです。
ドメインは、保持者が契約更新をしないと執行してしまいますが、
実は契約期限を過ぎてもTLD(トップレベルドメイン)によって
1ヶ月〜2ヶ月半程度の有効期間があります。
なので、ドメインの契約更新をうっかり忘れてた場合でも、
この有効期間内に再度契約すれば、
ドメインを取り戻すことが可能です。
ただ、有効期間内を過ぎた場合は、
完全執行してしまい元に戻すことは出来ません。
そしてバックオーダーは、
完全執行予定のドメインを予約するサービスで、
上述したバックオーダー業者がいち早く
こう言ったドメインを取得する権利があります。
なので、ここで業者に取得されなかった中古ドメインが、
執行ドメインとしてエキスパイアードドメインに出てきて、
僕たち一般人が誰でも即時購入することが出来ます。
少しややこしいので、
簡単に図で説明するとこう言った感じです。
![](https://i0.wp.com/shinyear66.com/wp-content/uploads/2021/10/d6a7d847a07506f363d16f4247a9f1d0.png?resize=728%2C343&ssl=1)
バックオーダーが複数人からあった場合は
オークションで競うことになりますが、
もし申し込みが自分一人だけであれば
6000円程度で購入可能です。(それでもいいお値段・・・)
オークションになった場合、
質のいい中古ドメインは、
基本的に高額になることが多いです。
僕も過去のオークションで10万と言った
高額なドメインを競り落としましたことがあります。
ただ、その時は中古ドメインに関する知識がほぼない状況で
中古ドメインを選定して取得したので、
いざ蓋を開けてみると思ったような効果はなく、
300記事入れても上位表示できる記事はほとんどありませんでした・・・
なので、ある程度ブログで稼いでいて、
金銭的に余裕のある方のみ、中古ドメイン業者や
オークションで購入されるのがいいかと思います。
つまり、どこで、いくらで購入するにせよ、
”中古ドメインに関する知識”をつけることが、
質の高いドメインを取得することの近道
だと言うことを覚えておきましょう!
無料、または安く取得する方法はある?
当然のことではありますが、
中古ドメインを無料で取得する方法はありません。
ただ、先ほども紹介したように、
お名前.comでしたら.comなどは1円で
取得可能となっていますので、
ほぼ無料と変わりないと言えます。
なので、まずは1円のドメインを大量に取得して、
- どう言ったドメインが使えるのか?
- どう言ったドメインであれば上位表示しやすいのか?
と言うのを研究するのがオススメです。
僕も高額ドメインで失敗して以降は、
こう言った1円の安い中古ドメインを取得しながら
実験を繰り返すことで、今では10個中7個ぐらいは
質の高いドメインを掴めるようになりました。
ただ1円で取得する際の問題点としては、
1アカウント初回購入のみ有効だということ。
なので、ここで裏技を使うのですが、
捨てアドを取得して毎回新規アカウントで取得すると
今の所は無限に1円で取得することができます。
実はクレジット決済のカードは同じでも、
アカウントIDさえ変われば新規アカウントと見なされ
何回でも1円で購入できてしまいます。
ただ、この手法がいつまで有効かは分かりません。
お名前.comが、そのうち対象してくるかもしれませんので、
安く購入できる今のうちに大量に取得して
当たりドメインを引き当てて下さい。
中古ドメインの更新料は?
最後に中古ドメインの更新料についても紹介します。
どれだけ初回に1円で安く取得できても、
2年目からの更新料はもちろん1円ではありません。
お名前.comとムームドメインで取得した場合の
更新料は以下の金額となっています。
更新料 | お名前.com | ムームドメイン |
.com | 1,408円 | 1,728 円 |
.net | 1,628円 | 1,628 円 |
.jp | 3,124円 | 3,344 円 |
.org | 1,628円 | 1,848 円 |
.info | 1,628円 | 1,848 円 |
なので、1円と言った安い中古ドメインを
調子に乗って大量に取得してしまうと、
次回から膨大な金額を支払わないといけないので、
必ず購入後は契約の自動更新をオフにしておきましょう。
ちなみに、基本的にドメインを購入すると、
最初の設定で自動更新はオンになっています。
なので、自動更新オフのやり方を紹介します。
お名前.comの自動更新オフのやり方!
まずドメイン購入後にアカウントへログインしたら、
トップページに飛んでドメイン機能一覧ページを開きます。
![](https://i0.wp.com/shinyear66.com/wp-content/uploads/2021/11/cd287f954cc99d82ea4b2051647c022c.png?resize=728%2C298&ssl=1)
次に、以下のドメイン自動更新設定をクリックします。
![](https://i0.wp.com/shinyear66.com/wp-content/uploads/2021/11/1a81d401deeb172e7f4fcc29673c9885.png?resize=728%2C414&ssl=1)
購入したドメインにチェックを入れて
『確認画面へ進む』のボタンを押します!
![](https://i0.wp.com/shinyear66.com/wp-content/uploads/2021/11/10b259c2dd0f6adbe20100a99b0a4564.png?resize=728%2C461&ssl=1)
解除の画面に移ったら、表示されてるボタンを押してください。
![](https://i0.wp.com/shinyear66.com/wp-content/uploads/2021/11/0747114bcb53a5672a4a8e39117d4478.png?resize=728%2C457&ssl=1)
更新手続きを続けますか?の確認が出てきますが、
『解除する』を押せばOKです!
![](https://i0.wp.com/shinyear66.com/wp-content/uploads/2021/11/a714b92a3230814241f2da09363c92cd.png?resize=728%2C448&ssl=1)
以下のように、『ドメイン自動更新解除』となってるか確認して下さい。
![](https://i0.wp.com/shinyear66.com/wp-content/uploads/2021/11/e506af0b3673f7216927a3790f410a8c.png?resize=728%2C390&ssl=1)
その後、テストして使える中古ドメインだけ
再度、自動更新をオンにしておくと良いでしょう。
大量に取得するとアカウント管理が大変になってくるので、
それぞれのアカウントIDやパスワードをスプレッドシートなどに
メモっておくことをオススメします。
まとめ
以上、中古ドメインの値段や価格相場、
限りなく無料で取得する方法や更新料について
ご紹介していきましたが、いかがでしたか?
中古ドメインのバックオーダーの仕組みに関しては、
かなり理解度が深まったのではないでしょう。
知識のない初心者の人はオークションや
中古ドメイン業者から購入すると、
過去の僕のように大金だけ払って
痛い目を見てしまうので、
必ずしっかりと知識をつけた上で、
もしくは安いドメインを大量に取得して実験しながら、
中古ドメインをゲットするようにして下さい。
当たりの中古ドメインを取得するには確率を上げるのが一番なので、
高いドメインを1つ取得するより、
安いドメインを沢山所得した方が、
圧倒的に効率的ですしリスクも減らせます。
もし、取得に関して疑問や悩みがあれば、
いつでもお問い合わせ頂ければと思います。